日本の英才教育法、海外との違い
2017.07.25

絵を描く子供日本の英才教育と、海外の英才教育とは、どのような違いがあるのでしょうか。小さいお子さんを持つパパママとしては気になるところですよね。日本人は非常に優秀と言われつつも、いわゆる超エリートや天才が出てくるわけではないというイメージがあります。ときどき、「超天才」として日本人が現れることがあっても、基本的に海外暮らしが長い人だったり……。日本の英才教育と、海外の英才教育は、何が違うのでしょうか。
日本でエリートが育たない原因として、「横並びの一貫教育」「みんなと同調することが評価される風土」が原因と言われてきました。そこで個性を伸ばすをモットーに、様々な教育や飛び級を許可することなどが導入されてきましたが、突出した成果がみられるまでには至っていません。
日本の英才教育法は、例えば幼児の頃からオリジナルの教育法で英才教育を受けさせたとしても、小学校や中学校は学習指導要領に則った教育を行うところへ通う人が多いでしょう。私立にせよ、公立にせよ、ストレートに学歴になる学校へ通わせたうえでハイレベルな塾や習い事を行うのが一般的です。
一方で海外では、個性をより強調させた英才教育が行われており、学歴としてはハイリスクといわざるを得ないような方法が珍しくありません。我が子をスタンダードなスクールに通わせることなく、家庭教師をつけてオリジナルな教育を施す母親もいます。ピアノやバレエのコンクールに出場させるために、長く学校を休ませる親もいます。しかし、我が子の突出した才能を信じ、1つのものごとに懸けることで将来多くを得らえると信じているのです。親のこうした覚悟が、子どもの才能を開花させているともいえるでしょう。
日本と海外とでは、英才教育に限らず子育ての基本が違う点が多々あります。とくに教育においていえば、海外では「褒めて伸ばす」「できる限り自由にさせる」「遊びの時間をたっぷり与える」というのが基本です。日本においては、長らく教育といえば「しつけ」が大事とされてきた傾向にあります。
「褒めて伸ばす」よりも「ダメな部分をきちんとただす」、「自由にさせる」よりも「忍耐を学ばせる」、「遊びを与える」よりも「訓練を繰り返し行う」ことを美徳とする慣習がありました。しかし、多くの教育学者や脳科学者が、自由や遊びを取り入れなければ子どもの表現力や創造力が育たないことを指摘するようになり、日本の幼児教育の現場も、徐々に海外の手法を取り入れたものになってきています。
英才教育においても、子どものイマジネーションを喚起するような遊びを取り入れた教育法が注目されるようになってきています。遊んでいるように見えて、実は子どもの可能性を大きく伸ばしているというのは面白いですよね。「勉強」や「訓練」というイメージからは一線を画した英才教育に、パパママもぜひ触れてみてはいかがでしょうか。多くのスクールが、見学会などを行っています。

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